February 05, 2007
情報と遺伝子
遺伝子は生命が環境に応じて、生き残るり繁栄をするための情報をプログラムしたもの、世代を経るに従い一部を変化していくことができる。環境の変化に対応する術と体を世代を越えて進化させた。
脳が発達するにつれその術を記憶し、別の個体(子孫や仲間)に伝えていくことが出来るようになってきた。(個体同士の直接的な情報伝達)
絵や文字を板や紙に記録することで時間と空間を越えて伝えていくことが出来るようになった。(媒体に記録する間接的な伝達)
遺伝子はそれが生命の種であり情報は遺伝子により伝えられてきた。
いまの人類は、外部に記録した情報をもとにいろいろなものを作りだし、生き残って、情報をさらに増やしてきた。
情報は遺伝子によりタンパク質を合成し生命を作り、増やしていくことから、人間を利用しもっと素早く増やす方法を身に付けた。
ついにその人間はコンピュータを産み出して人間自身の遺伝子の情報すら読みださせ、ついに情報は、遺伝子を必要としなくなった。
生きているのは情報のほうかもしれない。
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