October 30, 2008

紫式部とMISHA

昨晩のNHKの番組で
紫式部が源氏物語でこんなことを書いていたそうだ。
「歴史書には起きた事実は書かれているが、真実はない。
物語のなかにこそ真実がある。」

今朝の番組でMISHAがインタビュー普段言えないことを歌で表現するのか?という質問に答えて、
「すべて、そう。
話す言葉は事実を伝えられるが、
ホントの気持ち真実は歌でないと伝えられない。」

1000年の時代を超えて、二人の表現者が同じようなことを感じていた。

最近読んだ本で「最も美しい10の科学実験」だったかな
科学って、気持ちや感情を抜きにした自然現象で起こることの説明と思われがち、でも人はそれを発見したときに美しさを感じるし、それを感じたいがために研究をしているともいえる。
それの感動を伝えたいがためのデモンストレーション実験がある。
「フーコーの振り子」などがその例だ。地球が丸いこと自転していることがわかる実験だが。

小説、歌、科学でもホントに伝えたい真実は人の心にあるのかも。


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二足歩行システムは行き詰

ホンダのアシモに代表される二足歩行システムは完成されたのだろうか?
歩けるようになったが人間ほど安定も自由でもない。、人間ほど早くも走れない。
「歩く」だけのレベルはすぎた
ちょうどライト兄弟が飛行機で空を飛んだときのように、
その後実用化されるまでには様々なブレイクスルーがあった。
複葉機から単葉機、金属の採用、フラップの発明、ジェットエンジンの採用など
中でもフラップは離着陸時の安定性向上で大きな役割を果たした。
現在の二足歩行ロボットにもまだそのような発明の余地がありそうだ。


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